大仁田厚が旗揚げ戦で爆勝もミスター・ポーゴの愛弟子シャドウWXの火炎攻撃受け半失神【FMW-E】

最後は大仁田が怨霊を沈めた(撮影・伊藤健史)

 続けて、小林と宮本が電流爆破バットのサンドイッチ攻撃で、大仁田は大ダメージ。それでも立ち上がった大仁田はエプロンで毒霧からDDTを見舞うと、小林が場外に設置されたバリケードマット地雷ボードに転落。そのすさまじい煙でリング上は視界不良の状態に。そんななか、大仁田は電流爆破テーブルの上で机上パイルドライバーを怨霊に決め、3カウントを奪取した。

 だが、ハッピーエンドでは終わらなかった。試合後、故ミスター・ポーゴさんの愛弟子であるシャドウWXが現れて「8月15日、大阪で挑戦者を募集してるらしいじゃないか。やろうじゃないか。1991年、大阪でやった地雷爆破デスマッチ。誰とやったか分かってるよな。俺の半分に、その方の血が流れてるんだ。挑戦受けろ!」とアピール。そして、やおらエプロンに上がったWXは大仁田に師匠ばりのビッグファイアーを噴射。勝利の余韻に浸ることもできず、大仁田はしばし失神して暗転。