細田守監督 最新作に「インターネットをこれほど肯定的に描くのは世界でも僕くらいでは」
映画『竜とそばかすの姫』完成報告会見が6日、都内にて行われ、主演に抜擢された中村佳穂をはじめ成田凌、染谷将太、玉城ティナ、佐藤健の豪華ボイスキャストと細田守監督が登壇した。
世界中に熱狂的ファンを持つアニメーション映画監督・細田守の最新作。母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公すずが“もうひとつの現実”と呼ばれる、50億人が集うインターネット上の仮想世界<U>で大切な存在を見つけ、葛藤しながらも成長していく物語。
デビュー作『劇場版デジモンアドベンチャー』『サマーウォーズ』に続きインターネットの世界を描いた細田監督は「インターネットの世界をこれだけ肯定的に描く監督は世界でも僕くらいなのでは」と笑いつつ「今回はインターネットの世界で“美女と野獣”を描いたらどうなるかが発想の始まりだった」と明かした。