次世代型小型EVトラック「ELEMO」発表、花キューピットと生花配達の実証実験もスタート

「ELEMO」の実証実験を行うことで合意したJFTD花キューピットの澤田將信会長(写真左)、HW ELECTROの蕭偉城社長

 1953年から生花通信配達事業「花キューピット」の運営を行うJFTD花キューピットは、配送先により近い店舗から配達するサービスでCO2排出量の抑制にも貢献する。JFTD花キューピットの澤田將信会長は「花キューピットは今の時代に非常に合ったビジネスモデルだが、10年後にはCO2をゼロにしたいという思いもある。そのためには何が必要かと考えた時に、『ELEMO』が日本各地で活用されれば配達に最適なのではないか」と挨拶。HW ELECTROの蕭偉城(ショウ・ウェイチェン)社長は「弊社はEV小型トラックの販売にあたり、チャレンジングなことをしていると自負している。今後、ますます社会貢献や環境保護のために寄与していきたい」と決意を述べた。

 物流の「ラストワンマイル問題」や人材不足などの課題解決にも取り組んでいくというHW ELECTRO。今後の展開として、個人宅配業は軽自動車しか認可が下りないことを踏まえて軽自動車サイズの「ELEMO」開発を急ピッチで進める。「ELEMO」は24日より販売開始、価格は218万9000~330万円(税込)。HW ELECTROのウェブサイトにて注文のうえ、11月1日以降の納車を予定している。

HW ELECTRO
【URL】https://hwelectro.co.jp/

一般社団法人JFTD花キューピット
【URL】https://www.hanacupid.or.jp/
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