「第8回東京プリンセスカップ」に向け22選手が気炎。プリプリ王者・山下実優は「今年こそ獲りに行きたい」と初優勝誓う【東京女子プロレス】
IP王者の乃蒼ヒカリと前プリプリ王者の辰巳リカが1回戦で対戦
一方のブロックでは、インターナショナル・プリンセス王者の乃蒼ヒカリが、前プリプリ王者の辰巳リカと1回戦(7・23)でいきなり激突する。乃蒼は「リカさんは初めてシングルを戦わせていただいた先輩で、そのときは全力を出し切ったうえでボコボコにされて負けたんですけど。今はチャンピオンとして戦っているので、全力を出し切ったうえでガッチリ勝ちに行きたい。(ハイパー)ミサヲさんとは先輩のなかでも唯一シングルをしたことがない相手で。ミサヲさんは私と一緒でデスマッチ好きなので、1回戦勝って、(2回戦で)ミサヲさんとデスマッチをしたい」とコメント。
辰巳は「ヒカリは今インターナショナルのベルトを持っていて、防衛戦を重ねて、好きなデスマッチにも手を出し始めて。たくさん夢を叶えてるなって思うんですけど。この先の夢を叶えるのは大変なことなので、私が思い知らせたいと思ってます。その次はハイパミ(ミサヲ)、自他共に認めるくらいよく知る間柄で、苦楽をいっぱい共にしてきたので、私が必ず勝ち上がります。そして、必ず瑞希選手とシングルをしたいと思ってます。今までシングルで1度も戦ったことがないので。瑞希選手は必ず勝ち上がってくると思うので、私も勝ち上がってシングルしたい」と準決勝以上での瑞希戦を視野に入れていた。
乃蒼vs辰巳の勝者と、2回戦(7・25)で対戦するミサヲは「初めてエントリーした年、欠場した選手の代打で1枠空いて、私と同期のもう一人、どちらかが入れるってなったんです。甲田(哲也代表)さんの判断で、私がその枠に入れたんです。その理由が“ハイパーミサヲはキャラの賞味期限が短そうだから、早めに消化しとくか”って。あの夏からずっと忘れてないので。絶対優勝して、賞味期限が私にはないってことを知らしめたい。ヒカリが上がってきたら、特別ルールでデスマッチをやりたい。でも結局、私の気持ち的にはリカさんが上がってくると思ってるので。リカさんとは一番深い因縁があって、去年の11月20日、幻の引退試合の相手になってくれたけど、負けて。きっとあの負けはこのトーナメントにつながってたんです。だから私は優勝、その前に辰巳リカ超えをします」と優勝を意識していた。