FUJIYAMAタワー、空飛ぶ牢屋、リアル廃病院…この夏デビュー「富士急ハイランド」の新施設がすごい
吹きさらしの通路で頼りになるのはこのハーネスのみ
スカイデッキの1階下まで階段で降り、撮影のためにテープでカメラを手首に固定し、スタッフにハーネスを装着してもらっていざ出発。が、最初の数メートルこそ手すりと多少幅のある通路を歩けたが、一度目の曲がり角あたりから手すりがなくなり、通路の前後がやたらと開いてくる。この時ほど体験を申し込んでしまった浅慮と、自分の短足を悔やんだことはない。遠慮なく風が吹きつけ、横を「FUJIYAMA」が通過するのもまた怖い。何とか下りと上りを終えたところに記念撮影用のカメラがあったが、そんなものを見ている余裕はゼロ。最後の数メートルでは通路の幅がおよそ半分ほどになり、撮影は断念して全力でハーネスに捕まりどうにか生きて帰ることができた。