クルーザー級トーナメントV候補サッタリと対戦のRUI「最後にモノをいうのは魂」【Krush.127】
準決勝第1試合で対戦する杉本仁(左)と谷川聖哉
準決勝の第1試合は杉本vs谷川
準決勝の第1試合に出場する杉本は「ここまでいい準備できたので、明日はそれを全部出せるように頑張りたい。対戦相手はコメントからも分かるように覚悟が感じられたので、明日はいい試合ができると思う」と静かに闘志を燃やす。
対する谷川は「試合が決まってから、明日のために全部かけられるものはかけてやってきた。明日は人生を変えるひとつの分岐点だと思っているので必死こいてやりたいと思うし、先週、K-Jee選手と先輩の(愛鷹)亮さんにあんな試合を見せられて、燃えたというかやる気満々。(カード発表の)記者会見の時に4人並んだ時は“身長が大きいな”とか“体が大きいな”とか思ったが、自分は空手家で武道をやっていたので、人の目や体形を見たら相手の強さがだいたい分かる。2カ月前より自分が大きくなったということもあるが、かなり“明日は行けるな”と自信が確信に変わったというか、そんな感じ」とこの2カ月間の成長に自信を見せた。
決勝で対戦したい相手については杉本は「決勝についてはどちらでもいい」、谷川は「決勝はどっちでもいいが、1回負けているサッタリ選手に上がってきてもらって、リベンジして勝てば誰にも文句を言われずに、クルーザー級を引っ張っていける立ち位置に立てると思うので、できることならサッタリ選手に上がってきてほしい」、RUIは「決勝は2人にはどちらも負けているんで。ただ、誰とやっても必ず熱い面白い試合になると思っている」、サッタリは「勝利のイメージしかできていないので、誰が相手でも関係ない」とそれぞれ話した。