タイガー・クイーンが初代虎の動きを完全再現。最後は完璧タイガースープレックスで衝撃デビュー【ストロングスタイルプロレス】
山下のパワフルなラリアットに1回転受け身(撮影・蔦野裕)
タイガースピン、サマーソルトキックに会場がどよめく
試合が始まるとタイガー・クイーンは軽やかなタイガーステップからローリングソバット、ロックアップからのアームホイップといった一連のタイガームーブを難なく披露。山下も腕を取り返すが、タイガー・クイーンは素早い動きですぐに切り返す。ヘッドロックに取ってからのタイガースピン、サマーソルトキックに会場がどよめく。
途中、山下の投げっぱなしジャーマン、サソリ固め、ラリアットで1回転させられるなど、パワーを利した攻撃に追い込まれる場面もあったが、耐え忍ぶと、フライングクロスチョップ、フライングボディーアタックなどで反撃。エルボー合戦では力強いエルボーを山下に打ち込んだ。
山下は終盤、アックスギロチンドライバーをカウント2で返されるとスプラッシュマウンテンの体勢で持ち上げる。しかしタイガー・クイーンはくるりと舞って着地すると、ソバットからフロントネックチャンスリー、ツームストーンパイルドライバーから長距離のダイビングヘッドバット。山下が意地で返すと最後は完璧なタイガースープレックスを決め3カウントを奪った。