優勝候補の野杁正明に安保瑠輝也「勝てないと思っていたら階級を上げていない」【9・20 K-1】
「準決勝は誰と?」と問われた安保(左)は隣の松岡の名を挙げた
野杁と安保はともに決勝での対戦を予想
会見ではカードの順番上、優勝候補とみられる野杁と安保が隣同士に着席。
準決勝以降で戦いたい相手として野杁が「決勝は隣にいる瑠輝也だと思っている。第2代と第4代のスーパー・ライト級の王者が決勝でやるのは面白いと思う。準決勝は“どうなんですかね”という感じ。そこは全然興味はない。どっちでもいい」と言えば安保は「誰でもいいはなしですか? 松岡選手はKrushのチャンピオン? じゃあ松岡選手ですかね。ごめんなさい。正直、興味ないです。野杁君にこうして言ってもらえて。今日は噛みついたろ、と思ってたんですが、正直、ちょっと光栄。ただ言いたいことは、この中で一番華があるのは俺だし、俺がベルトを獲ったらK-1のウェルター級が一番盛り上がる。やっぱり強いだけでは一般層に響かない。俺が獲るべきだと思っているんで、俺が獲ります。俺も決勝では野杁君とやりたいです」と表現の仕方はそれぞれだったが、ともに決勝での対戦を意識した。
また野杁は今回のトーナメントについて「これが世界のトーナメントかといえば、全然そうではないし、フルメンバーではないトーナメントなので、僕はレベルの差を見せつけて優勝して、ベルトを巻いて、改めて世界の強豪選手を呼んで世界トーナメントをやることが僕の使命だと思っている」とも話した。