優勝候補の野杁正明に安保瑠輝也「勝てないと思っていたら階級を上げていない」【9・20 K-1】

小嶋(左)は番狂わせを宣言。右は1回戦で対戦するアリ

小嶋「“勝手に盛り上がってるんじゃねえよ”という感じ」

 隣の安保について「挑発を受けているという感じはしない。これが彼のやり方だと思うし。階級も違うし、やることもないと思っていたが、階級を上げてきたということはやる運命なのかなと思うので、試合で当たることがあれば心を折ってやろうかなと思っている」と言えば、安保は「昔から野杁君のことは知っている。高校性の時にぼこぼこにされたり、結構苦い思い出があるが、俺がウェルター級に上げると決めたた時から当たることは分かっていた。そもそも勝てないと思っていたら階級を上げていない。今やっていることを出せれば勝てると思っている。野杁君のトーナメントにはさせない」と改めてV宣言した。

 この2人に注目が集まっていることについて小嶋は「2人が決勝でやるとファンの人も盛り上がっているが俺からしたら“勝手に盛り上がってるんじゃねえよ”という感じ。地元・横浜でしっかり食っていこうと思っている。足元をばんばんすくってやろうと思っている」と反発。加藤が「注目されるのは当たり前かなと思うが、格闘技に100%はない。0.1%でも可能性があれば持ってこれる自信があるんで、勝ちます」と静かに闘志を燃やせば、松岡は「2人とももともとチャンピオンですし、強いんで注目されるのは当然だと思う。でも日本人だし体もそんなに変わらないし、全然負ける気はしていない」と飄々とコメントした。

 また今回のトーナメントにエントリーされてもおかしくない実力者である近藤魁成(大成会館/キックボクシングジム3K)は痛めている右拳のケガの回復が間に合わないことから出場が見送られた。

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)
〈7月31にに発表の決定カード〉
◆K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
小嶋瑠久(PURGE TOKYO)vs 寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)

◆K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 加藤虎於奈(EAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)

◆K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)vs アラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアンタイ)

◆K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス)vs マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)

◆K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
一回戦(1)勝者 vs 一回戦(2)勝者

◆K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
一回戦(3)勝者 vs 一回戦(4)勝者

◆K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・決勝/3分3R・延長1R
決勝(1)勝者 vs 決勝(2)勝者

◆スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
谷山俊樹(谷山ジム)vs 篠原悠人(DURGA)

◆スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)vs 蓮實光(パラエストラ栃木)

◆スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)vs 新美貴士(名古屋JKファクトリー)

◆スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)vs 篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)

◆スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
金子晃大 (K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs 晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

〈出場予定選手〉
京太郎(チーム京太郎)
城戸康裕(谷山ジム)
芦澤竜誠(Dragon Fish)
朝久裕貴(朝久道場)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
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