瑞希がプリプリ王者・山下実優を倒し「東京プリンセスカップ」3連覇を宣言【東京女子プロレス】

敗れた山下(左)は痛恨の表情

 バックステージで瑞希は「怪物を地獄に堕とそうと思ったんですけど、まだフチにいるなって感じました。次当たったらどうなるか分からないなって思ったけど、今回は瑞希のほうがトーナメントにかける思いが強かったと思ってます。東京女子が大きくなっているのもすごく感じているし、このままウジウジしていたら取り残されるなっていうのも分かるので。いろんな子たちが成長してきているけど、まだまだ私は何もつかみきれていないので。3連覇してまた大きく大きくなっていきたいと思います!」と3連覇を口にした。

 一方、団体旗揚げ当時から、エースと呼ばれながらも、この「東京プリンセスカップ」では優勝に縁がない山下は「自分が攻めているときに、なるべく距離を取らないようにしていたけど。最後の最後に、ちょっと瑞希のことをなめていたかもしれません。今回、チャンピオンとして挑んでいた反面、トーナメントに弱い山下、一人の山下として挑戦していた部分があるので。そこでもう惨敗です。でもあきらめませんよ。私が東京女子にいる限り。次、第9回で私が優勝ですよ!」と肩を落としながらも、来年を見据えていた。