那須川天心が対戦決定の鈴木真彦に「試合より大事なことがあるというのは考えられない」【9・23 RISE】

フォトセッションの最後、フェイストゥフェイスで那須川(左)は一度も鈴木の顔見ることはなかった

「スポーツはオリンピックだけではない」

 現在のコンディションについては「6月13日の東京ドーム大会の3日後くらいからずっと仕上げている。試合がしたくて仕方がないという状況」とし、残り3試合の中での今回の試合の位置づけについては「相手どうこうより、いろいろな方に見てもらいたいという思いがある。今、オリンピックが盛り上がっているが、スポーツはオリンピックだけかといえば、そうではない。また違った形で格闘技というものを見せられると思う」と現在、開催中の東京五輪を意識。また「後はRISEに対しての恩返しといった気持ちと、試合をしないと感覚も途切れてしまう。メディアとかテレビに出させてもらっているが、なぜ僕のことを応援してもらえているかといえば、戦っているから。格闘家だからファンが応援してくれる。そこはぶれてはいけないという思いはあるので、コンスタントに試合をしていこうとは昔から思っている」などと格闘家としての矜持を見せた。

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