TOKYO MXの看板番組『5時に夢中!』が8月12日に放送4000回!
TOKYO MXの看板番組「5時に夢中!」が8月12日に放送4000回を迎える。2005年のスタートから足掛け16年。いろいろあったであろう番組の初代プロデューサーである大川貴史氏と現在、プロデューサーを務める中嶋雄介氏にそれぞれ話を聞いた。
初代プロデューサーの大川氏「生まれて初めて人から感謝された番組」
――最も思い出に残っている事を教えて下さい。
大川「毎日が必死過ぎて、ほとんど記憶が曖昧ですが、何か1つと言われれば、ハリウッドスターのジョディ・フォスターさんにご出演していただいたことは、番組のエポックメイキングな出来事だったと思います」
――人気番組になった転機となる出来事について教えてください。
大川「いまだに人気番組という自覚が全くありません。強いて言えば、特にこれといったキッカケがあったわけでもなく、番組に協力してくださる視聴者、出演者、スタッフを含めた、気の合う仲間のおふざけ感を大切にした結果だと思います」
――番組スタート当初はどんな番組にしたいという気持ちでしたか? また番組が成長するにつれて、その気持ちに変化などはありましたか?
大川「当時は本当に毎日が必死過ぎて、特にどんな番組にしたいとか高い志はなかったです。ただし番組開始当初から裏番組はほとんど全てニュース番組でしたので、“おふざけニュースパロディー”に自然に変化していきました。番組開始当初に比べて、テレビを取り巻く環境や状況、TOKYO MXの立ち位置、など劇的に大きな変化があります。その厳しい中で、どう生き残れるか? いまだにこのサバイバルの答えが見つかりません」
――ご自身にとって5時に夢中!とは。
大川「叱られてばかりの人生の中で、生まれて初めて人から感謝された番組です」
――これからの5時に夢中!に期待する事を教えてください。
大川「本音毒舌だけでなく、新しいパターンの番組作りを、これからの若いスタッフに期待しているし、私自身も日々模索してます」