TOKYO MXの看板番組『5時に夢中！』が8月12日に放送4000回！

現役プロデューサーの中嶋氏「人間の悲哀やドラマを明るく伝えていきたい」

――プロデューサー就任が決まった際の気持ちを教えてください。
中嶋「以前はディレクターとして8年間、番組に関わっていましたが、今回はプロデューサーという立場での番組復帰ということで、違う視点から番組に携われる事を楽しみに感じています。視聴者の皆様や出演者の皆様の番組への愛情に少しでも応えられるように、現場のスタッフのやりやすい環境を整えるなど、私にできる事を精一杯やっていこうと思っています」
――番組に携わってから印象に残っている事やうれしい誤算などを教えてください。
中嶋「月曜コメンテーターのマツコ・デラックスさんと若林史江さんが簡単料理を実演する『やっつけ晩御飯』のコーナーの第1回目でアボカドを使ったレシピを紹介したのですが、アボカドが熟れておらず硬すぎて包丁が入らず、料理完成に至らなかったことです。その後、完成せずに途中で終わるというスタンスが定着しました（笑）」
――新しいコーナーやアイデアなど番組で行いたい挑戦について教えてください。
中嶋「“子供を連れて実家に帰ってしまった”という男性が“妻子に帰ってきてほしい”という気持ちを込めて歌う『帰って来いよ歌合戦』や、全国に多い“自由が丘”という街に焦点を当てた『日本一自由な街は？全国自由が丘選手権』など、人間の悲哀やドラマを明るく伝える内容をやっていきたいと思っています」
――今後5000回といった長寿番組化に向けた意気込みを教えてください。
中嶋「今、人々の価値観が急速に変化する中、“世の中の弱者の味方”というスタンスは決して崩さずにいることです。これから“新しい時代の新しい『5時に夢中！』”を作っていきたいと思っています」