元Jリーガー水内猛さんらがサッカー、ラグビー、陸上を通じて子供たちに夢の大切さを伝える【夢の課外授業】

陸上の秋本さんは自ら走って見せる場面も(撮影・堀田真央人)

 タグラグビーはタックルではなく腰に着けた“タグ”を取ることで相手を止める競技。ほとんどの子供が初体験とあって、堀越さんはタグラグビーの動きを「鬼ごっこ」に見立て、まずはボールを持たずに鬼ごっこで他チームのタグを取ることからスタート。最後は楕円のボールを蹴ったり、持って走ったりでトライをする動きを体験させた。予想外の動きを見せる楕円のボールを子供たちは必死になって追いかけた。

 すべてのプログラムが終わり、先生たちが挨拶。

 水内さんは「暑かったけど楽しめた? 去年はコロナで開催できなくて、今はこういう形でなかなかイベントはできないんだけど、今日は関係者の方々、みんなを連れてきてくれたお父さんやお母さんのお陰で開催できました。僕はサッカー、堀越さんはラグビーをやっている方で熊谷出身の方で、埼玉でラグビーを普及させたいという思い、秋本君も足の速い子を育てたいという思いがあって、僕らは3人で年に1回ここでこういうイベントをさせてもらっています。来年も順調だったらやらせてもらいたいと思っています。本当に今はこういう形のイベントってなかなかできないんですけど、今回は何とかやり切ることができました」などと関係者や父兄に感謝の言葉。