“ミスター聾プロレス”友龍が藤波辰爾との初タッグに向け勝利宣言【HERO 8・13新宿】

友龍、ケン・片谷、故ヤミキさん(左から)

 そこで、今回、同団体は故ヤミキさんと縁があった藤波を招き、聾レスラーの友龍と夢のタッグをマッチメイクするに至った。友龍は「子どもの頃からあこがれの人で雲の上の存在だった藤波さんとタッグを組むので緊張していますが頑張ります。ヤミキさんが藤波さんを追い続けていたことは、もちろん知っている。自分の夢とヤミキさんが果たせなかった夢と、今は長期欠場中の百太聾(女子聾レスラー)の気持ちも全部背負って戦う」と意気込んだ。

 対戦相手の稔はIWGP、世界、GHCとメジャー3団体のジュニア・ヘビー級王座に戴冠したレジェンドで、土方も元世界ジュニア・ヘビー級王者とあって強豪チームだが、友龍は「稔選手とは対戦したことがありますが、土方選手とは初対戦。どんな戦いになるか楽しみです」と試合の日を待ち望んでいる様子だ。そして、難敵相手でも、友龍は「やる以上は、藤波さんとのタッグで勝ちを狙います」と勝ちにこだわった。

 果たして、友龍は新宿FACEへの初進出興行での藤波との夢タッグで強敵を打ち破ることができるか注目だ。