「東京プリンセスカップ」制した伊藤麻希が山下実優が保持するプリプリ王座獲りに意欲【東京女子プロレス】
山下「初めての大きな会場でこのベルトをかけてやりたかった」
8・15後楽園で優勝を飾った後、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優から挑戦者に指名されたが、山下vs伊藤の王座戦が同団体年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」(10月9日、東京・大田区総合体育館)で行われることが正式に決まったとアナウンスされた。
ここで、王者の山下が登壇し「(伊藤は)強くなったなっていうのと、やっぱ面白いなって思いました。一番近くで見てて。瑞希、中島との試合もすごくて。瑞希も中島もすごいんですけど、2人を倒した伊藤ってすごいなって。それとともに、コイツを倒したいって思いました。大田区総合体育館で。そこを指定した理由はただ一つ。東京女子にとって、初めての大きな会場で、本当に大切な大会になると思います。そこでシンプルに、タイトルマッチでこのベルトをかけてやりたかった」とコメント。
その会場について、伊藤は「試合したことがないんです。どんなものなのか、分かってないんですけど。会場が大きければ大きいほど、いい試合ができるんですよ。だから、私はいけると思ってます。ネガティブな感情とかプレッシャーとかより、見たことのない自分に出会えることが楽しみ。その上で勝ったら、またすごく面白くなるだろうなって。海外の人もすごい注目するんじゃないかな。今年のイッテンヨン(1月4日、後楽園)に(山下と)シングルやったときも、日本だけじゃなくて、世界中の人が絶賛してくれたんです。だからとても楽しみです」と語った。
両者が、プリプリ王座をかけて戦うのは、2019年1月4日、後楽園大会以来となるが、伊藤は「あのときはまだ、プロレスラー伊藤麻希じゃなかったんだろうな。全否定してるわけじゃなく、成長したからそう思えるんです。あの頃はまだまだだった」と回顧した。