鬼山桃太朗、内田晶、黒田勇斗、璃明武が準決勝進出【Krush.128】
小倉(右)は3Rに猛攻を見せたが…(撮影・堀田真央人)
2R、内田の左ハイに小倉は距離を詰めてパンチの連打。内田の反撃をかわした小倉が打ち返す際にまたもバッティングで中断。再開後に内田は小倉のガードの隙間にねじ込むようなワンツー。ぐらついた小倉が下がったところを追いかけラッシュ。右フックでダウンを奪う。右目上から出血した小倉だが、距離を詰めてパンチで反撃。
後がない小倉は3R、プレッシャーを強め前に出る。内田はジャブ、前蹴りでなんとか小倉の猛攻をしのぐ。カウンターを狙う内田だが、小倉の突進にクリーンヒットはならず。しかし何とかしのぎ切った内田が3-0の判定で優勝候補の一角と目されていた小倉を破った。
内田は試合後のマイクで「今回の試合、俺が勝つなんて思った人いないでしょ。でも俺は覆します。今年のKrushの主役は俺です」と堂々と下克上を宣言した。