竹下幸之介が“3度目の正直”で秋山準を破り、KO-D無差別級王座を2年ぶり5度目の戴冠【DDT】
クリス・ブルックス(左)が挑戦を直訴
ここで、クリス・ブルックスがリングインすると「タケちゃん、ついにアキヤマさんに勝った。ホントにおめでとう。でも19年からあなたは私にシングルで勝ってないでしょ。だから最初の挑戦者は私。お願いします」と流暢な日本語でアピール。竹下は「いいよ。でも今のタケちゃん、メッチャ強いよ」と即答。クリスは「分かりました。でも大丈夫だよ」と応じた。これを受け、今林久弥GMは9・26後楽園でタイトル戦を組むことをアナウンスした。
そして、高木三四郎社長がリングに上がると「竹下、ベルト奪取おめでとう。これはオマエと今日ここにいるお客さんへの私からのプレゼントです」と言って、目隠しされたパネルを渡した。目隠しをはがすと、12月26日にDDTが東京・国立代々木競技場第二体育館に初進出することが書かれていた。
バックステージで竹下は「秋山選手に全部リング上でぶつけさせてもらいました。リング上が竹下幸之介のすべてです。くじけそうになることとか、不安になることとかいっぱいあるけど、みんな僕の試合を見て元気になってもらえればそれでいいです」と話した。続けて「僕がこの1年で一番成長したと思うのは自信。1度自信を失うことで、その大切さとか自分がやってきたプロレスっていうのをしっかり再確認ができて。自分はDDTのなかの何なのか、それを再確認できて、その上で今日のリングに上がったから、勝てたんだと僕は思ってます」とコメント。