1RKO勝ちのリカルド・ブラボが欠場の王者・吉田英司に「お大事に」とお見舞いと「タイトルマッチをしたいです」と挑戦アピール【KNOCK OUT】

壱・センチャイジムの左ミドル(撮影・蔦野裕)

壱・センチャイジムが森岡に判定勝ちも小笠原瑛作戦は「まだみんな見たくないと思う」

 セミファイナルではKNOCK OUT-RED スーパーバンタム級戦で壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)と森岡悠樹(北流会君津ジム)が対戦。3Rにダウンを奪った壱が判定勝ちを収めた。

 試合は1R、左ミドル、ハイ、インローと左の蹴りを主体に攻める壱に対し、森岡も右ロー、ミドルで応戦。森岡の右ストレートが壱の顔面をとらえるシーンも。2Rになると壱はパンチを増やし、ミドルからのパンチの連打で森岡を追い込む。森岡も右ミドルからパンチにつなげていく。ラウンド中盤には壱が森岡をロープに詰めてパンチの連打を放っていく。3Rも壱の左ミドルが冴えわたる。森岡は下がる場面が目立ってくる。壱は組んではボディーにヒザを叩き込み森岡を削っていく。中盤、壱はカウンターで左の縦ヒジを叩き込みダウンを奪う。立ち上がった森岡に壱は左ヒジ、左ストレートを連打しダウンを迫るが、森岡も応戦。打ち合いのまま試合は終了。

 ジャッジ3者とも壱を支持し、壱が判定勝ちを収めた。