1RKO勝ちのリカルド・ブラボが欠場の王者・吉田英司に「お大事に」とお見舞いと「タイトルマッチをしたいです」と挑戦アピール【KNOCK OUT】
ヒジでダウンを奪った壱・センチャイジム(撮影・蔦野裕)
壱は試合後の会見で「森岡さんは僕のことを研究し尽くしていた。僕自身は実力差があると思っていたので、研究する必要もなく今まで通りいこうと思っていたが、左ミドルの距離感をつかんでいて僕の距離感で試合ができなかった。1、2Rは焦った部分もあった。REDルールらしいヒジ打ちでダウンを取れたのは良かったが、KOできないのが僕の弱み。ミドルが当たらないので、森岡さんの得意な距離で戦おうと思って途中から打ち合いに変更してうまくヒジが入って結果オーライだったが、これでは上には行けない」などと試合を振り返った。
壱はかねてから小笠原瑛作との再戦、そして王座挑戦を目指しているのだが「さすがにこんな勝ち方ではみんな見たくないと思う。組まれたらやるし、準備はできているが、みんなが見たいというほどの実力に僕が達していないんじゃないかと思う。でもKNOCK OUTに出ている55kgの選手はだいたい倒したんじゃないかと思っているので組まれるのを待つのみです」と語った。