初防衛に成功したIJ王者・拳剛がクリス・ジェリコ戦を熱望【天龍プロジェクト】

頭脳作戦で防衛を果たした新井(右)と翔太(©天龍プロジェクト)

 あてにしていた翔太のカットが不可能となり、ベテランの新井が、同世代の高岩とKAMIKAZEに徹底的にいたぶられる展開が続く。小柄な翔太はが機動力を生かしてKAMIKAZEの左ヒザをピンポイントで狙い撃ちするドロップキックを連発。当初は豆鉄砲程度のダメージに意にも介さなかったKAMIKAZEだったが、新井に向けて得意のムーサルトプレスを発射したところ、左ヒザに蓄積したダメージで素早くフォールに入れないという誤算。

 高岩が何とか自慢のパワーを駆使し、垂直落下式ブレーンバスター、ラリアート、デスバレーボムからのもちつきボムのフルコースで新井を仕留めにかかったが、いつのまにかタッチを遂行していた翔太が背後から忍び寄りつつ、秘技・雁之助クラッチで高岩を丸め込み3カウント。頭脳作戦と素早いタッチプレーが功を奏し、初防衛に成功した。