−65kg優勝の切詰大貴「夢は医者になることとキックでトップになること」【K-1カレッジ】
−60kg優勝の安晟太(左)(撮影・上岸卓史)
−60kg優勝の安晟太「プロで最短でタイトルマッチに挑戦できるように練習していきたい」
−60kgでは安晟太(中央大学3年)が決勝で中村友河(東洋大学3年)を3-0の判定で破り優勝した。
1回戦をシードされ、準々決勝から登場した安は利根川仁(帝京大学1年)にいきなりKO勝ち。準決勝では山口隼弥(拓殖大学4年)に3-0の判定勝ちで決勝に駒を進める。
安は決勝では左右のロー、右ハイキックからのパンチ、左ボディーからの右ハイキックと常に先に攻撃を仕掛け主導権を握る。中村も右フックで反撃も単発。安は右フックで中村の動きを止めると、なおも連打、右ハイでダウンを迫る。最後まで攻撃の手を緩めず、3-0で判定勝ちを収めた。
安は試合後の会見で「今までアマチュアでタイトル戦を2回経験して獲れなくて、今回やっと獲れてうれしい。去年負けてすごく悔しい思いをして、その思いを持ったまま練習し続けてこれたのが優勝の原動力になったのかなと思う」などと試合を振り返った。そして今後については「次はプロに出るかアマチュアに出るか分からないが、とりあえず次の試合に向かって練習して、プロで最短でタイトルマッチに挑戦できるように練習していきたい。武尊選手が目標なんですが、それを越えていくような、自分の持ち味を出していける選手になれればなと思っています」などと語った。