平田樹がアリースに判定勝ちで「アトム級ワールドGP」準決勝進出【ONE】

試合後は「ん〜、まだまだって感じですかね」

　ONEの判定は全ラウンドをトータルしたもので、ニアフィニッシュが重要視されることから3Rのダウンをどうとるかに焦点が集まったが、ジャッジ3者は平田を支持。3-0で平田が勝利を収めた。

　平田は試合後のインタビューで現在の気持ちについて「ん〜、まだまだって感じですかね」と語るなど、試合内容には納得していない様子。「やっぱり練習をしているだけあって（試合の中で）いろいろなことをしました。打撃もしたし、グラウンドもしたんですけど、パウンドとかポジションのキープは良かったと思います。でも、それ以外の寝技の技術や立ち技の技術も練習してきたので、それを出せなかったのが悔しいです。次の試合に向けてまた頑張れる課題ができたので、まずは勝てて一安心だなと思います」と語った。

　3Rのダウンについては「初めてパンチで倒れたので、新鮮な気持ちです。グラつくよりかは、一瞬天井が見えて意識はずっとあったので。ダウンというかは、一瞬倒れたくらいですぐに立て直せました。でも絶対に次は打撃が強い選手が来ると思うので、絶対こんなもんじゃないんだろうなって思います」と次戦に向けて気を引き締めた。