ここはSDGsを実現した世界! みんなで作る1/80の“未来”「SDGsピースコミュニケーションシティ」
持続可能な開発目標「SDGs」が実現した街=「SDGsピースコミュニケーションシティ」をイメージしてみよう! そんな提案に全国から集まったデザインコンペのグランプリ案をもとにした、1/80スケールのミニチュアがまもなく完成!
「SDGsピースコミュニケーションシティ」第1期区画まもなく完成
「2030年以降の世界はどうなってほしいか、そのためにどうすればいいのか」を世界のこどもたちがつながり、みんなで未来の地球を考え、それを形にしたらどんな街になっていくか?
世代や業界を超えて有識者や企業、団体が集う『BEYOND 2020 NEXT FORUM』(内閣府認証事業)は、世界が抱えるさまざまな課題に対し“コミュニケーションの力”を駆使して平和的に向き合う理念「ピースコミュニケーション」をスタートし、さまざまなプロジェクトを推進中。
その一環として昨年、みんなが幸せで笑顔になれる街「SDGsピースコミュニケーションシティ」メインタワーのデザイン案を、大学生を対象に公募。建築家・隈研吾氏やアーティストでUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使を務めるMIYAVI、大阪大学教授で前国連大使の星野俊也氏らが審査員を務め、赤木千梅さんのデザイン案「地球の環(わ)」がグランプリに輝いた。
同案では、緑が広がる広場の中央に建つセンタータワー内部に、らせん状のスロープがいくつもの“環”を作り、さまざまな人がともに過ごせる近未来的で開放的な空間としてデザインされている。
プロジェクトでは現在、このデザイン案をもとに1/80スケールのミニチュアを東京有明にある国内最大級のミニチュアテーマパーク「スモールワールズ TOKYO」にて制作中。
ミニチュアはすでに完成間近。SDGsのテーマのもと未来のサスティナブルな都市をイメージして制作されたこの街には、お年寄りや子ども、人と暮らす動物たち、芝生でくつろぐカップルや車いすで散歩する人、そして「第1回こども未来国連会議」(2021年3月28日開催)に参加した世界の子どもたちの3Dフィギュアが配置されており、ダイバーシティな人々が集まり輝くことができる街を表現している。
同ミニチュアは近日完成、同会場にて展示される予定。