不可解な間取り図の「家」に隠された真実とは?異色の不動産ミステリー『変な家』

雨穴・著『変な家』(飛鳥新社)

 奇妙な間取り図から始まる異色のミステリーが売れに売れている。ウェブライターでホラー作家の雨穴(うけつ)による不動産ミステリー『変な家』(飛鳥新社)がそれだ。

 2020年にYouTubeで公開され、再生回数850万回を突破した人気コンテンツ「【不動産ミステリー】変な家」に書き下ろしを加えた完結編。オカルト専門のフリーライターとして活動している「私」。仕事柄よく耳にするのが「家」にまつわる怪談や体験談だが、その「家」の話はどこかが違っていた。間取り図に不可解な点があったのだ。

 一階には必要のない謎の空間、二階の二重扉、そこに続くのは窓が一つもない子供部屋、シャワー室とは別にあるやはり窓のない浴室……。

 間取り図を重ねることで見えてくる一つのストーリー。その家の話を「私」が記事にしたことで、予想外の事実が次々と浮かび上がる。謎が謎を、間取り図が間取り図を呼ぶ新感覚のミステリー。

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