KO-D無差別級王者・竹下幸之介がクリス・ブルックスとの初V戦に闘志「かつての飯伏vsケニーを超えるような戦いをしたい」【9・26 DDT】
これまでの前哨戦を戦ってきた印象について、クリスは「前哨戦といっても、シングルではなく、6人タッグとかが多く、タケシタさんはサウナカミーナの面々と組んで、僕は試合ごとに組む人が変わってる。正パートナーのタカナシさん(高梨将弘)は、まだDDTで復帰してないんで。現時点で測るのは難しい」と話した。
竹下は「前哨戦はタイトルマッチとは別物なんで。お互いに少しずつ相手の動きだったりを研究してる面はある。勝敗となると、シングルとは別。前哨戦ではサウナカミーナの面々がベストな状態にもっていけるようサポートしてくれてる。でも、タイトルマッチはリングで戦うのは一人。僕たちの試合をファンの人ももちろんだし、プロレス界全体にも影響あるようなものにしたい」と語った。
ここ最近の一騎打ちでの対戦成績で、クリスが上回っている点に関して、クリスは「思い出したときに心の支えになる程度。今回の試合の結果に対する根拠にはならない。前哨戦で当たってみて、過去の『D王』で当たったときとは彼は全く別だと、わずかな対戦でも感じ取れる。だから今回、僕が有利とは考えていない」と冷静に分析。
竹下は「僕もクリスも一プロレスラーであり、なかなか右に出る者はいないと思うんですけど。お互いの研究というか、毎回違う試合になるし、プロレスを当たり前のようにやってるから、呼吸をするかのように。そのときそのときで紙一重の試合で、ギリギリ負けてきた。それがその戦績につながってる。紙一重を崩さない。勝ち切れるチャンピオンになってると思うんで。今までの竹下幸之介とは違う」と答え、過去の対戦成績では測れないことを強調した。