井上直樹がトーナメントV後のBellator参戦も視野に。金太郎は「決めてきたことをしっかりやれれば勝てる」【RIZIN.30】

井上直樹

決勝ラウンドで扇久保博正と朝倉海との対戦を希望

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われ、第9試合では井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム) と金太郎(パンクラス大阪稲垣組)が対戦する。

 井上は1回戦で石渡伸太郎に1RTKO勝ち、金太郎は伊藤空也に判定勝ちを収めている。

 この日のインタビューで井上は金太郎について「結構ストライキング。パンチも威力がある。組み力も強いと思うが、全然問題はない」、試合展開については「打撃でも寝技でもしっかり行けるような感じでいろいろ考えてきた」と語る。

 井上はトーナメントでは優勝候補と目されていたのだが、先日、RIZINバンタム級王者の堀口恭司がBellatorへ移籍することが発表されたことについては「日本人から海外に行く選手が増えるというか、行ってくれるのはうれしいが、やはりバンタム級でやってきて、トーナメントもその(堀口と戦う)ためにやってきたようなものなので、機会があれば堀口選手ともやってみたいし、Bellatorに行くのもありかと思っています」とトーナメントを制したうえで、堀口に続いてBellator参戦へも興味を示した。

 Bellatorのバンタム級戦線については「セルジオ・ペティス、この前、マゴメドフに勝った選手(ラフィオン・ストッツ)とかは気になっています。戦ってみたいです。Bellatorに乗り込むのもいいし、RIZINで呼んでもらってやるのもいいかなと思っています」と語った。

 金太郎戦をクリアすれば大晦日には準決勝と決勝が行われる。カードの決め方についてはまだ決まっていないのだが「抽選でもなんでもいいです。扇久保選手が自分とやりたいと言ってくれていたのでぜひやりたい。扇久保選手とか朝倉海選手が勝ち上がってきたらやりたい」と扇久保と朝倉海との対戦を希望した。

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