中山優馬がフレアパンツでロック・ショー! 最新主演ミュージカル開幕
中山優馬が主演する、ロック☆オペラ『ザ・パンデモニアム・ロック・ショー ~The Pandemonium Rock Show~』が18日、渋谷区の日本青年館ホールで開幕する。初日公演を控えた17日、初日前会見が行われ、主演の中山優馬を筆頭に、桜井玲香、水田航生、玉置成美、浜中文一の主要キャストと、作・作詞、楽曲のプロデュースを担当した森雪之丞、音楽を担当した亀田誠治、演出の河原雅彦が登壇した。
中山は「やっとこの日が来たかという気分です。稽古が始まって今日まで、どこか毎日不安の中にいるような感覚があったんですけど、早くこの世界をみなさんにお届けたいという思いが一日ずつ強くなってきました」と、挨拶。キャスト、スタッフの面々に「びっくりしている」とし、稽古を「豪華な日々を過ごさせていただきました」と振り返った。
昭和の音楽界を舞台に、激動の時代を生き抜く若者たちを描き出す。日本中がザ・ビートルズの来日に沸くなかで主人公・涼はロックにのめりこみ、1973年に20歳になると友人たちとロックバンド「THE REASONS」を結成、熱狂的な支持を集めるようになる。しかし、1980年12月8日にジョン・レノンが射殺されたことで涼は悪夢と現実の狭間をさまよいはじめる。
「ブロードウェイでは、キャロル・キングの『ビューティフル』やフォー・シーズンズの『ジャージー・ボーイズ』のような音楽の史実に基づいた話をミュージカルにした作品が評判を得ています。日本でもそういう作品が作れたらいいなと思いました」と、森。