映画『ONODA』小野田青年を演じた遠藤雄弥が小野田寛郎の本家筋・宇賀部神社に報告参拝
現地入りした遠藤はまず、小野田寛郎の本家筋にあたる小野田典生宮司のいる宇賀部神社に駆けつけた。同神社には、小野田寛郎ゆかりの碑や遺品なども展示されており、小野田宮司の話を聞いた遠藤は「本当は、映画の撮影前に伺いたかった場所。こうやってお話を聞くと、小野田寛郎さんを実際のニュースで見たことがなかった私にとって“本当に小野田さんは存在していたんだ”と改めて実感することができました」と語った。
上映会のトークイベントには、遠藤と小野田宮司が登壇。小野田宮司が「小野田寛郎が生前に言っていたこと、それは“戦争はどんなことがあっても始めてはいけない。一度始めてしまえば、必ず犠牲者は出る”ということを、思い返したい」と述べると、遠藤も「カンボジアのジャングルで過酷な撮影の日々だったが、小野田さんの経験に比べたらとんでもない。撮影現場でも仲間がいたからこの素晴らしい映画ができました」と語った。
映画『ONODA 一万夜を越えて』は10月8日より公開。