野杁正明が3連続KOで2階級制覇。決勝では安保に非情なボディー攻撃【K-1】
準決勝では寧仁太・アリを寄せ付けず(撮影・小黒冴夏)
準決勝では寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)と対戦。1R、野杁は右カーフ、左ハイ、左インローでアリを下がらせる。アリは右ローを返すが野杁は左ミドル。そして詰めると左三日月蹴り。これに右のガードが下がったアリに野杁が左ボディーを連打するとアリはダウン。立ち上がったアリに野杁はさらに左ボディー。下がる一方のアリに左右のボディーを連打するとアリは弱々しくダウン。野杁がKO勝ちを収めた。
一方、安保は1回戦ではアラン・ソアレス(ブラジリアンタイ)と対戦。1R、安保は開始早々に得意の二段蹴りの左ハイでいきなりダウンを取る。立ち上がったスアレスだったがダメージは明らか。それでも果敢に安保に立ち向かうが、安保は左ミドルから右フック。クリーンヒットではなかったが、スアレスは2度目のダウン。安保が31秒の秒殺KO勝ちで無傷の準決勝進出を果たした。