10・9大田区でIP王座争う乃蒼ヒカリと愛野ユキが火花【東京女子プロレス】

バチバチにやり合う乃蒼と愛野

乃蒼「ただ受けて勝つのは難しい。前回の借りはきっちり返したい」

 東京女子プロレスの10月9日、東京・大田区総合体育館大会にてインターナショナル・プリンセス(IP)王座を争う、王者の乃蒼ヒカリと挑戦者の愛野ユキが9月20日、名古屋市東スポーツセンター大会のタッグマッチ(乃蒼、鈴芽組VS愛野、猫はるな組)で激突した。

 互いに先発を買って出た両者はエルボー合戦で一歩も引かず。終盤にはヒカリのコブラツイストをかわしたユキが、愛と炎のフルネルソンを決めた。ヒカリもトラースキックでやり返し、ユキがヴィーナスDDTをたたき込む互角の攻防。最後はヒカリが鈴芽の援護射撃を受け、ユキから替わった猫をブリザード・スープレックスで仕留めて勝利を収めた。

 バックステージでヒカリは「ガムシャラにぶつかってくるし、そのなかにテクニックもあるから、ただ受けて勝つのは難しい。今日もけっこう追いつめられたけど、大田区では前回(9・15新宿)の借りはきっちり返したい」とコメント。

 対するユキは「より大田区へ火がついた。前回も今日もトラースキックを食らって動きが止まってしまった。そこは警戒していきたい」と気を引き締めていた。

東京女子プロレス「TOKYO JOSHI 2021 秋~花鳥月露~」(9月20日、愛知・名古屋市東スポーツセンター第2競技場)
◆オープニングマッチ 15分一本勝負
○瑞希(7分35秒、キューティースペシャル)遠藤有栖●

◆第二試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
天満のどか vs ○渡辺未詩 vs 鳥喰かや●
(7分28秒、体固め)
※ティアドロップ

◆第三試合 ムーンプリズムパワー・メイクアップ・2カウントフォール・ルール 15分一本勝負
○ハイパーミサヲ(6分32秒、ラ・マヒストラル)原宿ぽむ●

◆第四試合 15分一本勝負
○伊藤麻希(8分2秒、逆エビ固め)宮本もか●

◆セミファイナル 20分一本勝負
○乃蒼ヒカリ&鈴芽(10分2秒、体固め)愛野ユキ&猫はるな●
※ブリザード・スープレックス

◆メインイベント 20分一本勝負
山下実優&○角田奈穂&らく(13分27秒、体固め)坂崎ユカ&中島翔子&上福ゆき●
※紫電改