トーナメント優勝の風音「技術は相手のほうが全然上。勢いとか気持ちで飲み込んだ。ゾーンに入ったという感じはあった」【RISE】
前日に挑戦をアピールした那須川天心(左)と2ショット
風音は妹の出産と重なった前日計量の時に、画面越しに「優勝してそっちに帰るからしっかり見とけよ!」と妹に優勝を誓ったのだが、その妹からは「試合当日に電話で喋ったときに“頑張れよ。負けたら分かってんな”って言われました。結構言うんですよ(笑)。妹は椿綺っていうんですが“椿綺は勝ったんだから、お前も勝って来いよ!”って。どっちが年上か分からへん感じだったんですが、活を入れられました。何よりも怖かったんで原動力になりました(笑)。試合後にはLINEで“見てたで。ようやった”と言われました」と妹の檄も頑張りの一つの要因になったよう。
RISEでは11月14日に大阪の丸善インテックアリーナ大阪で「RISE WORLD SERIES 2021」を開催するのだが、風音は次戦については「チャンピオンとして大阪の大会に出たい気持ちはすごくあるんですが、今は全身が痛すぎてよく分からない。落ち着いてケガの状況をみて、ジムと相談したい」と話した。