花岡竜が濱田巧とのノンストップの激闘制し初代王座を獲得【KNOCK OUT】

　3Rになっても互いに手数を落とさない激闘が続く。1回戦で3Rを戦った花岡だったが、左ミドルと左ハイを連続で放つなど動きは衰えない。そして蹴りからパンチの連打のコンビネーションを見せる。濱田は蹴りに合わせたカウンターの右ストレートで花岡をコーナーまで吹っ飛ばす。打ち合いから花岡が右のショートを放つとバランスを崩した濱田が尻もちも、これはスリップダウン。花岡は左ミドル、右ストレート。濱田も打ち返し打ち合いのままラウンドが終了。

　勝利を確信した花岡はセカンドロープに上り両手を上げる。判定はジャッジ3者とも30-29で花岡が勝利を収めた。

　花岡は試合後のマイクで「小学生の頃から育てていただいた橋本師範、ありがとうございます。今日は1回戦目でしょぼい試合をしちゃって、控室で悔しがっていたんですけれど、師範にアドバイスをもらって切り替えて、こうやって優勝することできました。獲って終わりじゃないと思うので、これからももっと強い相手とやって倒して勝っていきたいと思います」と今後の飛躍を誓った。