“SDGs未来都市”豊島区、池袋にモザイクアート施したモニュメント「SDGsシンボル」設置
内閣府から「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に認定される豊島区にて2日、「SDGsシンボル」が設置されたことを記念する除幕式が行われた。
写真上:写真左より「SDGsシンボル」を囲む磯﨑たか子会長、合場直人代表取締役社長、高野之夫区長、磯一昭議長、服部洋司会長/写真下:写真左より高野之夫区長、「リハスワーク豊島」難波佐知子さん、「ワークスペースのぞみ」重山三香子さん、「共同作業所オーク」対馬末人さん(撮影:蔦野裕)
「SDGsシンボル」が設置されたのは、JR「池袋駅」東口にあるグリーン大通り五差路2ヵ所(北側、南側)。台風16号の暴風雨から一転し、爽やかな秋晴れとなった除幕式で、豊島区の高野之夫(ゆきお)区長は「2014年に『消滅可能性都市』との指摘を受け、豊島区の街は大きく変わり、ここ5〜6年は特に大きな変化を遂げてきた。昨年、東京23区で初めて『SDGs未来都市』『自治体SDGsモデル事業』のダブル認定を受け、私どもが将来目指している都市像として『国際アート・カルチャー都市』と同時に、誰一人取り残さない『SDGs未来都市』を目指していく。来年の区政90周年に向け、より一層素晴らしい街づくりを皆さんとともに進めていきたい」と挨拶。
また、来賓代表として挨拶した豊島区議会の磯一昭議長は「豊島区は2012年の『セーフコミュニティ国際認証都市』、2015年の『国際アート・カルチャー都市構想』など、高野区長の先導のもと区、区民、区議会が一体となって街づくりを進めてきた。その結果、暮らしやすい街、子育てしやすい街として注目を集め、2019年には『東アジア文化都市』日本代表に選定され、国際都市としての第一歩を歩み出した。このように地域が一体となった街づくりは、SDGsの理念とも一致しているのではないか」と語った。「豊島区SDGs未来都市推進アドバイザー」である一木広治氏も出席した。