EXILE、結成20周年をファンと踊って祝う「胸が熱くなった」
EXILEの結成20周年を記念した特番「EXILEと踊ろう」(ABEMA)が2日、放送された。EXILEにあこがれる著名人やファンの「一緒に踊りたい」「ダンスで格好いい姿を見せたい」という夢を、EXILEメンバーがサポートし実現する番組で、家族に格好いいところを見せたいお父さんや、EXILEを教育に取り入れている教師、EXILEになりたかったトラックドライバーなどさまざまなファンが登場。加藤諒、YouTuberユニットのパラパラピーズのじんじんらも出演した。
レッスンしたのは、EXILE TETSUYA、橘ケンチ、白濱亜嵐、世界、佐藤大樹ら。ポイントを押さえた分かりやすいレッスン、時には厳しい指導もあったが、最新曲の『HAVANA LOVE』や『I Wish For You』『Rising Sun』『Someday』『Fly Away』などを一緒にダンスした。
収録終了後に行われた取材で、印象に残った楽曲を聞かれたEXILE TETSUYAは「改めて『Rising Sun』って胸に刺さる曲だなって。東日本大震災があって復興支援ソングとして作られた曲ですけど、一生懸命踊っている姿やストーリーに、聞こえるもの、見えるものだけじゃないものだけを感じました」
この曲を黒木啓司、小林直已ともに『Rising Sun』をレッスンした岩田剛典は「温かい思い出にしてもらえればと踊りました」と振り返った。また、自身が特に印象に残ったのは『Choo Choo TRAIN』だとした。
サプライズを届けながらの番組だったが「僕たちがサプライズを受けた」と、 EXILE TETSUYA。「ファンの方と一緒に踊るってすごく楽しいな、ダンスっていいなと思いました。自分たちの楽曲をカバーしてもらう経験はありますが、踊ってもらうという企画というのは、僕らの曲の新しい一面を見せてもらったように感じています」
岩田は「20周年の節目をファンの皆さんに直接お会いして番組として残せるのは名誉なこと」とし、「僕は2014年に加入したメンバーなのでまだ7年目。ファンの方から、20年、20年以上応援してきたという声を聞くと、自分より先輩だと思いました。そういうふうに長年支えていただいてグループが続けられてきたんだなと思うと感謝の気持ちでいっぱいです」
佐藤も2014年に加入している。「僕はまだ7周年。自分たちでも20周年まで続くように頑張っていきたい」と意気込んだ。
EXILE AKIRAは、「この20年は、ファンの方々であったり、多くの皆さんに支えられながらも、みなさんそれぞれの人生にも寄り添えていたというのがわかって、胸が熱くなる企画でした」としたうえで、「EXILEは1つのダンス&ボーカルグループから、時を経て、夢を分かち合う場所になり、EXILEという1つのグループはLDHという軍団に成長できました。EXILEはオリジナルのエンタテインメントを作りあげていく原点。いろんな経験をさせていただいて成長できた」とかみしめ、さらなる飛躍を誓った。
番組は1週間は無料で視聴できる。