東京に映画の祭りが大集結!東京国際映画祭、東京フィルメックス、SSFF & ASIA、HIBIYA CINEMA FESTIVAL<2021「秋の映画祭」特集>
角川映画祭
角川映画 45 年記念企画。角川が生んだ傑作 31 作品が一挙劇場上映! ラインアップはいずれも日本映画史に残る傑作ばかり。横溝正史の傑作ミステリーを映画化した角川映画第一弾作品・市川崑監督作『犬神家の一族』(76)4K 版が世界初上映されるほか、新種のウイルスが蔓延した人類の終末と再生を描いた小松左京の原作を深作欣二監督が空前のスケールで映画化した『復活の日』(4K 修復版/80)、原田知世の映画デビュー作である不朽の名作『時をかける少女』(83)、先日急逝した澤井信一郎監督による『W の悲劇』(84)、さらには薬師丸ひろ子の人気が爆発、当時社会現象にもなった相米慎二監督作『セーラー服と機関銃』(81)、片岡義男による同名小説を森田芳光監督が映画化した『メイン・テーマ』(84)など厳選のラインアップ。ほか、千葉真一への追悼上映企画としてスペクタクル巨篇『戦国自衛隊』(斉藤光正監督/79)を特別上映。
【開催期間・会場】テアトル新宿(11/19〜12/16)、EJ アニメシアター新宿(11/19〜12/9)他、全国順次開催
【URL】https://cinemakadokawa.jp/kadokawa-45/
第31回映画祭TAMA CINEMA FORUM
東京都多摩市内で開催される、映画ファンを中心とした市民ボランティアによる映画祭。2009年からは市民ボランティアの実行委員が選出するTAMA映画賞を毎年発表。今年は最優秀作品賞に『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)、『あのこは貴族』(岨手由貴子監督、及びスタッフ・キャスト一同)が輝いた他、『花束みたいな恋をした』(土井裕泰監督、坂元裕二氏、及びスタッフ・キャスト一同)、『いとみち』(横浜聡子監督、及びスタッフ・キャスト一同)に特別賞が贈られた。
【開催期間】TAMA映画賞授賞式:11月21日(日)府中の森芸術劇場 どりーむホール/各種上映プログラム:11月13日〜20日 東京多摩市内2会場
【URL】https://www.tamaeiga.org/2021/
『第3回東京国際ろう映画祭』
ろう者の社会や芸術の発展と育成、また誰もが自由に映画と芸術の興味を共有できる場や聴者とろう者の相互理解の場を創出することを目的とし生まれた映画祭。3回目を迎える今年は「異質」をテーマに、ろう者視点でセレクトした、最新の映画から往年の話題作まで32作品をリアルとオンラインで上映する。19の国と地域から寄せられた力作から厳選された11 作品も上映。最終日のクロージングセレモニーでは、一般投票により最も支持を得た公募作品に観客賞が贈られる。
さまざまな視点で「新しい映画の楽しみ方を提案する」参加型の映画祭。東京ミッドタウン日比谷の開放的な空間に屋外大型ビジョンを設置し、厳選映画を無料上映するほか映画にまつわる多彩な企画が集う。
4回目を迎える今年は、日中には親子で楽しめる「Park Cinema」を、夜には今をときめく監督が登壇しトークショーが楽しめる「トロント日本映画祭 in 日比谷」を実施。「Park Cinema」では親子で楽しめる『ミニオンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』など大ヒット作品全 5 作の上映が決定。そして「トロント日本映画祭 in 日比谷」では、
清原果耶主演作『宇宙でいちばんあかるい屋根』(藤井道人監督)、のんと林遣都が共演した『私をくいとめて』(大九明子監督)、永瀬廉が主演を務めた『弱虫ペダル』(三木康一郎監督)など6作品を上映。監督の登壇を予定している作品もあるのでお見逃しなく。
上映作品は全作品無料で鑑賞できる。ゆったりと座れる、毎年人気の特別観覧席(特設サイト内にて予約)の他、予約なしで観覧できるエリアもある。
『HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2021~日比谷からはじまる 体験する映画祭~ 』
【開催期間】10月22日(金)~29日(金)【会場】東京ミッドタウン日比谷