PPV「クラウン・ジュエル」を前にローマン・レインズが語るレスナーとの関係。「最近は俺のほうが多くの点で優勢だ」【WWE】
ヘイマンのお陰で試合に集中できる
――ポール・ヘイマンについて。
「ヘイマンはとても幅広いスキルを持っており、彼は詳細の確認など舞台裏で大いに活躍する。人々は彼がスーパースターのために行っていることを垣間見ることができないが、それは現在は俺にあってレスナーには欠けているものだ。そのおかげでたくさんの責任やタスクをもはや心配をする必要はなく、俺が集中しなければならないのは対戦プランだけ。カーテンから出てユニバーサル王座をどうやって防衛するか。ヘイマンが他のすべてをカバーしてくれる。俺はただ登場してリングアナウンサーが試合の終わりに“防衛”と言っていることを確認するだけだが、レスナーはもはや同じ状況になく、すべてが彼にのしかかることになる」
――観客の前でパフォーマンスすることについて。
「サンダードームとライブファンがいるWWEを比較するとそこには大きな違いがある。俺たちは状況に応じて最善を尽くしてファンに最高の体験を提供し続けるが、ライブの観客の前にいることほど素晴らしいことはない。誰もいないところで試合をするのはつまらないんだ。それは俺たちが対応しなければならなかったことだが、それは辛くて気分が良くないものだった。ソールドアウトのアリーナや興奮した人々で満員のスタジアムではそのエネルギーとポジティブな雰囲気でスーパーマンにでもなった気持ちになる。例えば食中毒で気分が悪い中で入場曲が流れ出し、入場口のカーテンにたどり着くまでもがいていたとしても、そこを通り抜けて観客の生の反応を感じるとすべての苦痛は消え去るんだ。腕を骨折しているとしても、観客の前に出れば問題なくパフォーマンスができるように感じるだろう。それがライブの観客がもたらすエネルギーと興奮であり、サウジアラビアも例外ではない。俺たちは年に数回行くだけで前回からパンデミックにより時間も経っているから、そこで観客の興奮したもの凄いエネルギーがあることを期待している」