初参戦の“プロレスラー”中村大介が腕十字で一本勝ち。まさかのRIZIN大晦日とNOAH元旦の連戦も【RIZIN.31】
ここからぐいと締め上げ一本勝ちを収めた
「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)で今後のフェザー級戦線を占う試合が行われた。
第6試合では中村大介(夕月堂本舗)が新居すぐる(ポテンシャル)と対戦し、得意の腕十字固めで勝利を収めた。
中村は2002年プロデビューの41歳。国内のさまざまな団体で活躍し、PRIDE武士道、HERO’S、DREAMといったメジャーイベントへの参戦経験もある。2012年にはDEEPライト級王座も獲得。最近はQUINTET、プロレスではNOAHのリングで「杉浦軍」としても活躍。その一方で今年2月にはDEEPでノンタイトル戦ながらフェザー級王者・牛久絢太郎にも勝利を収めるなど、MMAでもまだまだ健在ぶりを見せている。
試合は打撃の攻防からスタート。前に出る新居に中村がカウンターの右フックを打ち抜き、ヒザ蹴りでダウンを奪う。新居が立ちかけたところで中村はその右腕を足で挟むと新居は飛行機投げの体勢に担ぎ上げる。ここで中村は動きの中で瞬時に左腕を取ると裏十字固め。体を返して腕十字で絞り上げると新居はたまらずタップした。
中村は試合後の会見で「腕十字をMMAで極めたのはすごい久しぶりで、すごいうれしい」と笑顔を見せた。初めてのRIZINについては「開会式からすごいテンションが上がる演出で、自分もPRIDE武士道、DREAMから、何回か出させていただいているので、また大きい舞台に帰ってきたんだなってちょっとジーンとしましたね」と語った。