【インタビュー】ブランドディレクター、女優活動…新しいことに挑戦し続ける藤井夏恋の”夢の叶え方<『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』>
「何か始まる時、終わりは必ずある」決断はポジティブなステップ
――ご自身も何かを決断したり、そのために何かを選べなかった経験があるということですか?
これまでの活動では、何かを決断したり、選べないものを切り捨てたりしてきたと思います。ただ、何かが始まるということは、いつか終わりが来るということだから。どんな決断をしたとしても、それは次のステップにつながるものだと思っています。
EXILE HIROさんもよく「得るものもあれば、失うものもある」と言っているんですが、私はその言葉にすごく共感しています。決断の裏に別れがあるということも、私はポジティブに捉えています。
――これまでのアーティスト活動も、現在の藤井さんに生きていますか?
もちろんです。それこそ撮影現場でも、グループでの活動で培ってきたメンタルの強さはしっかり生きたと思います。これまで集団生活を送ってきたからこそ、人や環境に順応する能力は人よりも強く育ったと思っています。
はじめての現場でも緊張せず、アドバイスをプレッシャーに感じずに済んだのは、今までの活動のおかげ。ひとつひとつ吸収しながら、自分がそこに「立っていられている」という実感です。
――ドラマは主演の野村周平さん演じる「成功を夢見る起業家」を軸に展開されていくと思いますが……藤井さんにとっての”熱くなれるもの”って、なんでしょうか。
うーん……今は、仕事なのかもしれません。新しいことに挑戦できること、やりたかったお仕事に関われることが一番ワクワクします。
それに、最近はアーティスト活動に向けて、スタジオやレコーディングブースに入ったりしているんです。私は表現すること全般が好きなので、やっぱり歌を歌っている時は熱くなっちゃいますね。