外交・安全保障だけじゃない。長島昭久氏が少子化対策へ掲げる2つの政策【東京18区】
菅元首相(右)も応援演説に駆け付けた
その長島氏はこれまで防衛副大臣、衆議院安全保障委員会 委員長、内閣総理大臣補佐官【外交・安全保障担当】といった役職を務めるなど基本的には外交や安全保障といった分野に強い政治家というイメージが強いのだが、実はそれらと同じくらい子ども・子育て、子どもの貧困対策、児童虐待防止対策といった分野にも力を入れており、今回の選挙ではそういった分野の政策もアピール。
少子化問題については堕胎、児童虐待、子供の自殺といった事例を挙げ、子育て支援の大事さを訴えたうえで、そういった子育てについての政策を打っているだけでは少子化は止められないと話している。
その意図は将来的に子供を産み、育てていく若者たちは将来への不安を抱え、結婚したり子供を作るどころではないため、そこの不安を取り除かなければいけないというもの。
そういった観点から長島氏は幅広い世代に向けた2つの政策を提案。その一つは生涯を通じて学び続けていくことができる「リカレント教育」で、日本全国の大学を使って公的に学び直せる機会を作っていきたいという。もう一つは今の日本にはそういった学び直した知識や経験を生かしてキャリアアップにつなげる仕組みがないとして、失敗してもやり直すことができる、再チャレンジを支援するトランポリン型雇用制度の実現を訴えている。