桜井玲香 × 岡崎紗絵 × 三戸なつめ 女子高生時代の「“生足”はもうキツイかな(笑)」!? 映画『シノノメ色の週末』

【岡崎紗絵】ヘアメイク・松田美穂 スタイリスト・稲葉有理奈(KIND)

 和気あいあい女子高生時代を振り返る3人の様子は劇中の美玲たち同級生さながら。3人が演じるのは、高校時代、ともに放送クラブだった同級生。高校時代から雑誌モデルを務め人目を集めていた美玲(桜井玲香)。密かに写真家となる夢を抱くアンディ(三戸なつめ)。今は広告代理店で働くしっかり者の元部長まりりん(岡崎紗絵)。廃校が決まり取り壊しになる母校にタイムカプセルを掘り返すため久しぶりに再会した3人は、週末ごとに誰もいない高校に忍び込み、輝いていたあの頃を追体験するようになるが…。

 劇中では、お互いの現状を意識したり、くすぶる感情をぶつけ合ったり、同級生だからこその空気感を作り上げた3人。

三戸「私自身、自分があまり30代と意識してないということもあるんですが(笑)、紗絵ちゃんは装わない気さくさで話してくれて、自分ではそんなことないって言うけど私からしたら十分しっかり者。玲香ちゃんは乃木坂46のキラキラしたイメージが強かったんだけど、実際に話してみるとサバサバして人間的な魅力にあふれている。2人とも年下っぽくないので、自然と同級生の雰囲気になれました(笑)」

桜井「三戸ちゃんは以前、若月佑美(元乃木坂46)と一緒に舞台出演されていたときに、仲良くさせてもらっているという話を聞いていたので親しみを感じていたんです。だから今回もすぐに打ち解けることができたのかな、と。紗絵ちゃんは“一応”年下…という感じで、同級生役も全然違和感がなくて。でも現場でたまに敬語に戻るときがあって、気を使わせてしまったかなと(笑)」

岡崎「先輩だと思うと、どうしても敬語が出てきてしまって(笑)。でも2人ともすごく物腰が柔らかくて、おかげで撮影現場でも同級生の空気感を出させていただけました。思えば、なつめちゃんは年齢不詳すぎて(笑)、年上であることを感じさせず近くにいてくれたのがうれしかったですし、玲香ちゃんはアイドルとしてずっと尊敬していたので最初少し緊張したんですけど、役どころと同じように気さくに接してくれて、うれしかったです」