インフィニティリーグ開幕。優勝候補の中村未来に澤田千優が判定勝ち。そして5番目の参加者は久遠(渡辺久江)【修斗】

子供とともに修斗のケージに乗り込んだ久遠(撮影・上岸卓史)

久遠「女子格闘技を盛り上げに帰ってきました」

 またこの日は同リーグ戦のもう1名の参加者が久遠こと渡辺久江となることが発表された。

 久遠は中村vs澤田戦の前にケージに上がると「ただいま。そして修斗の皆さん、初めまして。渡辺久江でございます。ちょっと盛り上げに帰ってきました。女子格闘技、盛り上がりそうで盛り上がらない。呼ばれているような気がしました。先日、復帰したんですが、こちらのインフィニティリーグ、47.5kgということで私のベスト体重です。私のために新設されたといってもいいんじゃないですか。どうでしょう? 娘が大きくなって練習できる環境も整った。1年かけてやっていくので、1年後には完全に仕上がった状態でベルトを巻けると思う。言いたいことはたくさんあるんですよ。とにかく全試合KOしてベルトを巻かせていただきますので。応援、よろしくお願いします」と挨拶。すでに発表されている4選手に宣戦布告した。

 渡辺は2002年に総合格闘技でプロデビュー、2003年にはキックボクシングでもプロデビューした。2006年にはDEEP女子ライト級初代王座に就くなど総合、キックでさまざまな団体、イベントで活躍した。その後、結婚・出産でリングを離れたが、今年10月31日にNJFKのリングで5年ぶりに復帰を果たしていた。その試合からリングネームを久遠に変えている。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.7」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)
◆第6試合 女子世界スーパーアトム級チャンピオンシップ5分5R
●黒部三奈(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)(判定0-3=46-49、45-49、47-48)SARAMI(挑戦者・同級1位/パンクラスイズム横浜)○

◆第5試合 世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦5分5R
○猿丸ジュンジ(同級1位/修斗GYM東京)(1R3分23秒、スリーパーホールド)黒澤亮平(同級5位/パラエストラ松戸)●

◆第4試合 フェザー級5分2R
●結城大樹(同級世界9位/マスタージャパン福岡)(判定0-2=19-19、18-20、18-20)岩本健汰(ロータス世田谷)○

◆第3試合 インフィニティリーグ2022 アトム級5分2R
●中村未来(マルスジム)(判定0-2=19-19、18-20、18-20)澤田千優(AACC)○

◆第2試合 フライ級5分2R
●高橋SUBMISSION雄己(和術慧舟會HEARTS)(判定0-2=18-19、19-19、18-19)山内 渉(FIGHT FARM)○

◆第1試合 ミドル級5分2R
○岩崎大河(大道塾/パラエストラ東京)(1R3分13秒、スリーパーホールド)清水洸志(MMA RENGERS GYM)●
<<< 1 2 3