GRADIATOR王者の原口央が判定ながらも“宇野薫超え”果たす【VTJ 2021】
グラウンドで宇野の首を狙う原口(撮影・上岸卓史)
試合はレスリング出身の原口がタックルからテイクダウンを狙う展開に。宇野はバックを取られながらも右腕を取ってアームロックを狙うなど随所に“らしい”動きを見せるが、原口のレスリング力に劣勢の展開が続く。
試合後の会見で原口が「スクランブルの展開で僕の得意なポジションを取らせなかった。何もできなかった」と試合を振り返るように、攻め込みながらも原口もあと一歩踏み込めず。宇野もグラウンドに誘う動きを見せるなど、なんとか自分のペースに持ち込もうとするも原口のフィジカルの前に思うような形が作れず。
原口は3R、残り20秒でパンチをまとめるが“時すでに遅し”だった。