豊島区の子どもたちが世界に発信!「SDGsフェスティバル」が開催
池袋第三小学校『SDGs×パラスポーツ “いつでも・どこでも・だれとでも”』
この日は、全30校の取り組みがビデオで紹介されたほか、代表して9校の児童・生徒の取り組みが壇上で発表された。
特別支援学級との共同学習でインクルーシブ教育に力を入れる池袋第三小学校は、『SDGs×パラスポーツ “いつでも・どこでも・だれとでも”』を発表。2018年に出合ったパラリンピック競技、シッティングバレーをきっかけに、同校では応援プロジェクトを開始。試合観戦や応援集会、ビデオメッセージ、日本代表コーチとの交流、代表選手・監督の特別授業などを通して、障害やパラスポーツへの理解を深め、「ルールや用具を工夫することで、すべての人が競技を楽しめる」「スポーツはするだけでなく、見る楽しみもある」「スポーツを支える人たちがいる」など、取り組みを通して得た学びが発表された。
西巣鴨中学校は『南大塚発SDGs花のまちづくり』と題して発表。同校では、都電沿線に花を咲かせる南大塚バラロードの保全活動を行うボランティアと協力して「バラ見守り隊」を結成。地域のボランティア活動のあゆみや日々の活動について話を聞き、のぼりやバラ新聞の作成、バラロード巡回、植樹などを行って、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」の達成に向け、環境保全や地域とのつながりを深めた。