革靴が最も似合う著名人に稲葉友、江野沢愛美、東国原英夫氏<日本シューズベストドレッサー賞>

お気に入りのデザインを別カラーで

 開口一番、「みんな、なぜ僕がいるんだろうと思っていると思う」と挨拶したのは、東国原氏。

「40年ぐらい前に師匠の(ビート)たけしさんに弟子入りした時、芸人は足元を見られるということを伺いました。舞台に上がった時に、お客さんの目線に靴があるからです。だから靴だけはきれいなものを履いていなさいと、よく靴代をいただいていました。そういうことがあったので、靴だけはなんとなく新しいものきれいなものをという癖があるので、そういう部分が認められたのかな、と」

 持っている革靴は3足。政治を始めていろいろ試してたどり着いた丈夫で軽くて型崩れしないお気に入りのものを、ステージやスタジオ用と普段履きで使用しているという。受賞し作った靴は同じデザインだが、色は今まで持っていなかったという茶色。「紺のスーツに合わせたいと思って! 紺のスーツは持っていないけど」。

 一方で、ランニングシューズは50足くらい持っているそう。ただ、25~30足ぐらいは買い置きだという。「気に入ったものがすぐ製造中止になるという法則がある。その時に買っておかないと」と、明かした。

こだわりの靴で行きたいところは……?

 
 イベント終了後の取材では、稲葉と江野沢に、こだわりの靴でデートに行くならどこに行くかといった質問も。

 稲葉は「街中を行くのがいいかな、と。(靴を)見てくれる場所だとか……カフェとか行きますか。全然歩かないじゃないかと(笑)。どこでも行けると思うので、いろんなところに行きたい」。

 江野沢は「ショッピングとか。ドレッシーな服装で普段はいかないレストランに彼と行けたら楽しそうだなって思います」と話した。

 ちなみにクリスマスの予定について聞かれると、稲葉は「特にないんですけど、おそらく撮影。その日はこれみよがしにこの靴を履いて行こうと思う(笑)」。江野沢は「これから(予定を)作りたいと思う」と笑った。

「日本シューズベストドレッサー賞」は、台東区の玉姫稲荷神社で毎年行われている「靴のめぐみ祭り市」の事項委員会が選ぶもの。11月27・28日に開催される今年の「靴のめぐみ祭り市」の初日に改めて授賞式が行われる。ミニファッションショーもある。