空気階段が初めてのPRイベント出演 よみうりランドをありえないやり方でわかす

ファイト、イッパーツ!

 トークセッションで、よみうりランドでのエピソードを聞かれたことが、「ありえないやり方」のフラグだった。かたまりが人生初のバンジージャンプに挑戦したという話だったが、もともとは飛ぶ予定だった鈴木もぐらが体重オーバー。代わりに、かたまりが飛ぶことになったのだという。

 この日の空気階段の役割は、「SPACE factoy」の前後左右に揺れる吊り下げ型コースター「リポビタンロケット☆ルナ」の最初の客となってその様子をリポートをすること。2人が「いってきまーす!」と建物の中に入った後は、イベント会場には、かたまりともぐらの声だけが流れるというスタイル。かたまりの「今、チャイルドシートみたいなものに座らせていただいています」というリポートに続いて聞こえてきたのは、もぐらの「……いま肉を押し込んでいます」。シートベルトが回らず、大人2人がかりでお腹の肉を押し込む様子が会場に響くと、ジワジワと笑いが。まさかのギブアップ、NG宣告に、会場には「ウソッ!」という声とともに笑顔が広がった。

 困ったのは、たった1人で乗ることになってしまった、かたまり。「申し訳ございません」と謝りつつも「絶望的な気持ちです」。そして、気を取り直し、「アトラクション内の宇宙感がすごいです。宇宙船に乗り込んだようです」。

 もぐらが、お腹をゆさゆさと揺らしながら会場に戻って来たのとほぼ同時に、かたまりがスタート。「ちょっと待って、怖い。1人でジェットコースター乗ったことない、ヤッハッハー! 助けてー! 」と叫び声が響く。

 それを聞きながら、もぐらは「やはり、よみうりランドには神様がいると思います」とかみしめた。あと2センチウエストが細ければイケたという。「(キングオブコントの)賞金で、今までは並にしてた牛丼も、大盛にして、お新香もつけてってしちゃってるんで、そのせいかもしれないです」と、言葉少なだった。