RENAが“衝撃のヒザ蹴り”で山本美憂を返り討ち【RIZIN.32】
1R終了間際にはRENAが腕十字であわや一本勝ちの場面も
試合は1Rから山本がパンチで仕掛けていく。RENAはロー、右ストレート。山本はRENAのパンチに合わせて組み付くが、RENAはテイクダウンは許さず。コーナーに押し付けた山本だったがRENAはその顔面にヒジを押し付ける。離れた山本にRENAは右ミドル。右ローに山本がパンチを合わせる。
終盤、RENAの左ローに山本がタックルを合わせると、こらえたRENAだったが山本はテイクダウンを取り切る。ここでRENAは下からヒジを打ち込んでいく。続けて下から三角絞めを狙い、腕十字に移行。山本はヒザを顔面に打ち付け脱出を図るがRENAは左腕を伸ばし切る。ここで残り10秒の拍子木。山本は回転し脱出。脱出時のヒザが後頭部へのキックとジャッジされ2R開始直前に注意が出る。
2R、RENAは左カーフ、これに山本は右のオーバーハンドフック。山本がタックルからテイクダウンに成功し、上を取る。RENAは下からパンチとヒジ。山本もこつこつとパンチ、そしてヒジを落としていく。この一連の攻撃でRENAは両目をはらし、右目尻をカットし出血。RENAはガードを上げ、またも三角絞めを狙う動き見せる。残り2分で山本は強いパウンドを放とうと体を起こしたときにRENAが脱出。RENAの立ち際に山本が仕掛けるもRENAはバックステップで回避。山本はコーナーに押し込むが離れると、再度タックルを仕掛けるがRENAはこれに右ヒザを合わせる。山本はRENAの右足を離さないものの亀の体勢で動きが止まり、RENAの鉄槌を浴びるのみ。この状態にレフェリーが試合を止めた。