菅原美優がMIOにリベンジ果たし初防衛に成功「MIO選手が相手だからこそまた強くなれた」【Krush.131】

2R、このバックブローで菅原がダウンを奪う(撮影・蔦野裕)

 そして2人は今年5月のK-1横浜武道館大会で対戦し、MIOが判定勝ち。8月のKrushでタイトルマッチで再戦が行われる予定だったが、菅原が感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当してしまい欠場。今大会へ延期となっていた。

 1R開始から菅原は得意の蹴りばかりでなくパンチもアグレッシブに放っていく。MIOも応じ、激しい打撃戦に。菅原の前蹴りがMIOの顔面にヒット。MIOもローからパンチにつなげていく。

 2Rも菅原は前蹴り、ミドルからパンチへとつなげていく。なかなか入れないMIOだったが、時折右のストレートを当てていく。しかしラウンド終了間際、菅原は左フックから右のバックブロー一閃。先制のダウンを奪う。