渋谷・宮下公園に「ドラえもん みらいのとびら」ドラえもん50周年記念モニュメント
渋谷のランドマークのひとつ、渋谷区立宮下公園にモニュメント「ドラえもん みらいのとびら」が1日、登場した。株式会社藤子・F・不二雄プロが寄贈したもの。
ドラえもん、のび太、パーマンなど藤子・F・不二雄さんが生み出した人気キャラクターたちが集まったモニュメント。高さは3.921メートル、直径は約5.8mメートル。「ドラえもん」の誕生50周年を機に企画されたもので、約2年の製作期間を経て完成した。
1日に行われた除幕セレモニーで、渋谷区の長谷部健区長は、「ドラえもんが渋谷の街にやってくることは渋谷区長として大変ありがたいことだと感じている。このモニュメントが渋谷を起点として多くの人に伝わり、楽しんでいただければと思う」と話した。
藤子プロの赤津一彦代表取締役は「いかなる人も自分らしく生きる渋谷という街の宮下公園という素晴らしい場所を提供していただいた渋谷区に感謝申し上げる。夢や希望、未来を信じる力を表現するという藤子先生の生涯のテーマを、躍動感あふれるデザインを通して藤子作品に触れるきっかけになることを願っている。」とモニュメント寄贈の想いを述べた。
今回のモニュメントの設置と合わせて、藤子・F・不二雄さんの書籍が、藤子プロから渋谷区の小・中学校、関連施設に寄贈される。