北大路欣也、レジェンドの言葉に「実感ない」話題の徳川家康役は「作家とプロデューサーの大勝利です」<GQ MEN OF THE YEAR 2021>
北大路欣也が『GQ MEN OF THE YEAR 2021』でレジェンド賞を受賞、24日にオンラインで行われた授賞式に、アスリート、アーティスト、俳優、お笑い芸人らとともに出席した。
雑誌『GQ JAPAN』が本年圧倒的な活躍をみせた人たちに贈るアワード。北大路は現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』にナビゲーターの徳川家康役で出演中で登場するたびにSNSをウキウキさせている。芸歴65周年を迎える北大路だが『青天を衝け』のみならず、時代劇、現代劇、声優などさまざまな作品に挑戦している。そのことが授賞理由になった。
北大路はトロフィーを手に「多くの立派なレジェンドの方の背中を仰ぎ見ながら、今日までやってきました。やっとその大きな山の麓にたどり着いたなというのが今の実感です。また、新たな節目として前進して行きたいと思います」とスピーチした。
徳川家康の反響について聞かれると「みなさんのほうが知ってるでしょう」と北大路
授賞式の前に行われたフォトコールでは質疑応答も。レジェンドという言葉に実感がないといい、「現在も若いみなさんと一緒に現場で汗をかいています。でもデビューしてから65年になりますから、いよいよそういう覚悟をしてやっていかなければいけないかな」と話したが、その言葉選びも“山の麓”にいることを強調するものだった。
また、『青天を衝け』での徳川家康役について聞かれると、「今まで経験したことがないポジションで徳川家康として出演をさせていただいております。アイデアを作られた作家の方、プロデューサーの方の大勝利だと思います」と声を大きくし、「私は徳川家康には縁があって二十歳ぐらいから何回もやらせていただいています。感謝の思いで務めさせていただきました」と付け加えた。
授賞式には、『青天を衝け』に出演した志尊淳も出席。志尊はインスピレーション賞を受賞した。